財団の概要

 ●ごあいさつ


40年の節目に感謝と誇りを込めて
一般財団法人成和記念財団 理事長 金 光 宇

  今年は、私たちにとって格別な意味をもつ年になります。

  科学振興事業の船出をしたときから、実に40年の節目を迎えるからです。

  本財団は、医療法人社団成和会西新井病院創立者の故金萬有が、科学者は「人類の平和と幸福のにない手」であり、その優れた研究成果は「人類共有の宝」であるとの思いから、私財を投じた基金で設立されました。

  財団は、学費や研究生活に苦しむ在日コリアンなど国籍を問わず研究者たちへの助成を地道にしてきました。

  幾多の困難もありましたが、この長い歳月にわたり事業がすすめられたのは、いつも暖かく支持し、協賛して下さった多くの法人、各界有志の皆さまのご助力の賜物と、私たちは感謝の気持ちでいっぱいです。

  受賞者たちは、大学、研究機関などでの科学技術研究において大いなる活躍をし、中には国際的にも高い評価を得ている科学者たちが輩出されています。

  このような便りに接するたびに私たちは、科学振興事業をすすめてきたことの誇りをいっそう強くしております。

  また過去の受賞者・関係者による、講演会やシンポジウム、勉強会、座談会をはじめ各種イベントも企画推進し、社会貢献をする喜びを実感しています。

  いつの時代にも、明るく健やかで人間愛に満ちた生活、安全安心と平和な世界を、との人類の願いが変わることはありません。

  私たちの財団が科学者に期待するのも、まさにここに大きく寄与して頂きたいからであります。

  40年の年輪を刻むにあたり、今一度設立趣旨に立ち返り、次世代の科学者をあたたかく後押しする、良きパートナーとしての自らの立ち位置をしっかり見据えて、いっそう着実に事業をおしすすめて行くつもりです。

  今後とも皆さまのご鞭撻とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。